【ショバフェス】バンド編成のポイント【スコア・コンボ補正UP系潜在能力編】
本記事ではリズムゲームアプリ「SHOW BY ROCK!! Fes A Live(ショバフェス)」のバンド編成のポイントを「スコア・コンボ補正UP系潜在能力」の観点から紹介しています。
スコア・コンボ補正UP系潜在能力は大きく分けると以下の3種類があります。
- 〇〇コンボUP+:条件付きで常時コンボ補正15%UP(以下、潜在コンボUP)
- 〇〇スコアUP+:条件付きで常時スコア7%UP(以下、潜在スコアUP)
- 〇〇ダブルUP+:条件付きで常時スコア4%コンボ補正5%UP(以下、潜在ダブルUP)
「○○」には効果が発動する楽曲の条件が入る(ドキドキとかプラズマとか)。
スコアやコンボ補正を一定割合上げるという意味ではスキルにも同じものがありますが、これらの潜在能力がスキルと違う点は以下の通りです。
- 効果の発動には条件があるが、条件を満たせば常時発動
- スコア・コンボ補正UPの割合が小さい
バンド編成のポイント、つまりスコアを上げるためにはどのようにバンド編成すれば良いかですが、以前に投稿した記事において、「スコアUP割合とコンボ補正UP割合をバランスよく上げるスキル編成が大事」ということを書きました。スコア・コンボ補正UP系潜在能力もこれらの割合を上げるので、同じ要領でスキルと組み合わせてやればスコアを効率良く上げることができると予想できます。
そこで、スコア・コンボ補正UP系潜在能力とスキルの相性を調査してみましたので、その結果とバンド編成のポイントを紹介したいと思います。
なお、今回はスコア・コンボ補正UP系潜在能力とスキルの相性を見ていくため、余計な要素(スキルタイムUPなど他の潜在能力、レゾナンスソウルの特殊効果など)は取り除いて調査しています。
また、実環境では編成不可能なスキルや潜在能力の組み合わせがありますが、そこは調査ですのでご理解ください。
- スコアの計算はコンピュータによるシミュレーションで行っています
- 実際の環境では記事にある様なバンドを編成できない場合があります
- 記事にある様なバンド(1属性特化編成)を編成できない場合は調査結果の様にならない可能性があります
- 楽曲をフルコンボできない場合やフルコンボしてもPERFECT率によっては調査結果の様にならない場合があります
- 調査結果が未調査楽曲に当てはまらない可能性があります
- MISSブレイクやMISSバスターを持つメンバーを編成したバンドでは調査結果の様にならない場合があります
潜在能力とスキルの相性を評価する方法
スキル編成が異なるいくつかのバンドで、潜在能力を有効にした時のハイスコアの上昇割合を比較して評価する。この割合が高ければ潜在能力とスキルの相性が良いと考えられる。この割合のことをハイスコア上昇率と呼ぶことにする。
調査で行ったこと
バンドメンバーのスキル、潜在能力の組み合わせを変えてハイスコア上昇率を計算した。楽曲による影響も見ておきたかったため、ノーツ数の異なるいくつかの楽曲で調査した。
調査環境・条件
- 楽曲
- 調査対象
- Parallelism Crown(リズム特化、ノーツ数381)
- カクレンボ(メロディ特化、ノーツ数597)
- 鳴動(ハーモニー特化、ノーツ数807)
- 難易度:Expert
- 調査対象
- バンド
- 総合力:104,300(特化属性:69,300/非特化属性:17,500)
- アクティブスキル編成
- コンボUP+++ × 5(以下、コンボUP × 5、またはコンボUP艦隊)
- スコアUP+++ × 5(以下、スコアUP × 5、またはスコアUP艦隊)
- ダブルUP+++ × 5(以下、ダブルUP × 5、またはダブルUP艦隊)
- 潜在能力:スコア・コンボ補正UP系潜在能力のみ発動
- レゾナンスソウル特殊効果:考慮しない(スキルのCT、効果時間、確率に対する効果、プチスコア・コンボ補正UPのこと)
- スキルLv:Max
- プレイ条件
- 楽曲タイプ一致ボーナス:全メンバーあり
- やりこみ設定:135%
- ステージ効果:+26%
- ノーツ判定:All Perfect
- 計算
- 1つのハイスコア上昇率を求めるために計算した回数:1万回
- 補足
- スキル編成について
- 潜在能力との相性の差が明確に出ると考えられる「コンボUP艦隊(コンボ補正特化)」「スコアUP艦隊(スコア特化)」「ダブルUP艦隊(スコア・コンボ補正特化)」をスキル編成として採用した
- 3つの楽曲における潜在能力未解放時のハイスコアの順位は、コンボUP、スコアUP、ダブルUPの全組み合わせ中コンボUP艦隊は最下位、スコアUP艦隊は最下位近く、ダブルUP艦隊は1位という結果になっている
- ハイスコアについて
- この記事で扱う「ハイスコア」は理論値ではなく、1万回計算した時のスコアの最大値のこと
- カクレンボについて
- この楽曲はダブルUPとの相性が非常に良く、そのため他の楽曲とは少し違った結果になっていると考えられる
- スキル編成について
スコア・コンボ補正UP系潜在能力とスキルの相性の調査結果
調査した内容は次の通り。
- ハイスコア上昇率が高くなる潜在能力とスキルの組み合わせ
- 潜在能力の数とハイスコア上昇率の関係
2点目は1点目のデータを元に視点を変えてみたもの。
ハイスコア上昇率が高くなる組み合わせの調査結果
ハイスコア上昇率が高くなるスキル編成と潜在能力の組み合わせを、潜在能力の数1〜5の範囲で調査した。
潜在能力 × 1
- 潜在コンボUP
- スコアUPとの相性が良い
- カクレンボではダブルUPとの相性が良いが、ダブルUPがこの楽曲と相性が良いためだと考えられる
- どのスキルとの組み合わせにおいても他の潜在能力よりもハイスコア上昇率が高い
- 潜在スコアUP
- スコアUP以外との相性はまずまず
- スコアUPとの相性は悪い
- 潜在ダブルUP
- ダブルUP以外との相性はまずまず
- ダブルUPとの相性は悪い
潜在能力 × 2
- 潜在コンボUP × 2
- スコアUPとの相性が良い
- 「潜在能力 × 1」のカクレンボではダブルUPとの相性が最も良かったが、潜在コンボUPを1つ追加するとスコアUPとの相性の方が良くなる
- どのスキルとの組み合わせにおいても他の潜在能力よりもハイスコア上昇率が概ね高い
- 潜在スコアUP × 2
- コンボUPとの相性はまずまず
- スコアUPとの相性は悪い(ダブルUPとの相性もあまり良くない)
- 潜在ダブルUP × 2
- ダブルUP以外との相性はまずまず
- ダブルUPとの相性はやや悪い
- 潜在コンボUP + その他の潜在能力
- どのスキルとも相性はまずまずだが、スコアUPとの相性が概ね最も良い
- 潜在スコアUP + 潜在ダブルUP
- 「潜在スコアUP × 2」と同じ傾向
潜在コンボUPと潜在スコアUPなど異種潜在能力の組み合わせによる優位性は見られないため、以降複数の同種潜在能力とスキルの相性について調査した。
潜在能力 × 3
- 潜在コンボUP × 3
- スコアUPとの相性が良い
- どのスキルとの組み合わせにおいても他の潜在能力よりもハイスコア上昇率が高い
- 潜在スコアUP × 3
- コンボUPとの相性はまずまず
- コンボUP以外との相性は悪い
- 潜在ダブルUP × 3
- ダブルUP以外との相性はまずまず
- ダブルUPとの相性は他より劣るがまずまず
潜在能力 × 4
- 「潜在能力 × 3」と同じ傾向
潜在能力 × 5
- 「潜在能力 × 3」、「潜在能力 × 4」と同じ傾向
ハイスコア上昇率が高くなる組み合わせの調査結果のまとめ
- 潜在コンボUP
- スコアUPとの相性が良い
- どのスキルとの組み合わせにおいても他の潜在能力よりもハイスコア上昇率が高い
- 潜在スコアUP
- コンボUPとの相性はまずまず
- コンボUP以外との相性は悪い(特にスコアUP)
- 潜在ダブルUP
- どのスキルとも相性はまずまず(ダブルUPとの相性は若干悪い)
潜在能力の数とハイスコア上昇率の関係の調査結果
スキル編成を変えずに潜在能力の数を0から増やしていった時のハイスコア上昇率の変化を、3つの楽曲で調査した。
Parallelism Crown
- ハイスコア上昇率は潜在能力(同種)の数に比例していると考えて良い
- 潜在コンボUPはスコアUPと相性が良い
- 潜在スコアUPはコンボUPと相性が良い
- 潜在ダブルUPはどのスキルとも相性は概ね良好だがどれも突出していない
カクレンボ
- Parallelism Crownと同じ傾向
- スキルや潜在能力でコンボ補正を上げる場合、Parallelism Crownほどハイスコア上昇率は上がらない(コンボ数上昇によるコンボ補正最大値が高いため)
鳴動
- Parallelism Crownやカクレンボと同じ傾向
- スキルや潜在能力でコンボ補正を上げる場合、Parallelism Crownほどハイスコア上昇率は上がらない(コンボ数上昇によるコンボ補正最大値が高いため)
潜在能力の数とハイスコア上昇率の関係の調査のまとめ
- ハイスコア上昇率は潜在能力(同種)の数にほぼ比例する(例えば「潜在コンボUP × 1」でハイスコア上昇率が10%になった場合、スキル編成を変えずに「潜在コンボUP × 5」としたならハイスコア上昇率は50%になるということ)
- スキルまたは潜在能力でコンボ補正を上げるバンド編成では、ノーツ数が多い楽曲ほどハイスコア上昇率が下がる
まとめ
今回はスコアを上げるための「スコア・コンボ補正UP系潜在能力とスキルの組み合わせ」を理解するため、両者の相性を調査しました。
その結果から、スコアUP割合とコンボ補正UP割合のバランスを考え潜在能力とスキルを組み合わせると良いということが分かりました。
しかし、潜在コンボUPは例外的で、どのスキルとの組み合わせにおいても他の潜在能力よりもハイスコア上昇率が高くなるという結果から、スキルとの相性はあまり気にせずにとりあえず潜在コンボUPをバンドに編成しておけば良いということがわかります。これは潜在コンボUPの補正値15%が大きいためでしょう。もちろん、バンドステータスは楽曲に合った方が良いですし、スコアUP割合が大きいスキルを多く編成できればなお良しです。
- スコアUP割合とコンボ補正UP割合のバランスを考え潜在能力とスキルを組み合わせることが基本
- 潜在コンボUPは潜在スコアUP、潜在ダブルUPよりも優先的に編成する(前記基本は度外視。バンドステータスが楽曲に合っていることが前提)
- 可能な限り潜在コンボUPを編成する(ハイスコア上昇率は編成数に比例するため)
- 潜在コンボUPを編成する場合はスコアUP割合が大きいスキルを多めに編成する
実施のバンド編成では他の要素もあり最適化はなかなか難しいですが、色々と試してみることをお勧めします。
今回の調査におけるハイスコアデータが気になる方は別記事にまとめましたので、そちらをご覧ください。
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